岩波新書<br> 日曜俳句入門

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岩波新書
日曜俳句入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 236p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004318033
  • NDC分類 911.307
  • Cコード C0292

出版社内容情報

新聞俳壇も,公募俳句大会も.趣味としての投句を「日曜俳句」と名づけた著者が,その楽しさを,縦横無尽に語る入門書.

内容説明

東に新聞俳壇あれば、投句する。西に公募俳句大会あれば、応募する。趣味としての投句を「日曜俳句」と名づけ、その魅力を著者は縦横無尽に語る。誰も知らなかった「日曜俳句」の楽しさ、可能性。ノウハウやポイントだけでなく俳人も驚くエピソードも。あるようでなかった入門書が、ここに。人生を百年生きて、俳句あり。

目次

第1章 日曜俳句って、そもそも何なの?(実は、メディアなどへの投句を端的にあらわす言葉がなかった。「ああ、新聞に投句している人?」。しっかりした名称がないと、さびしい。;日曜俳句は、どんな人がつくっているの。初心者が多いの、それとも、けっこう経験を積んだ人たちなの? ほか)
第2章 日曜俳句デビュー(右も左もわからなくても、五・七・五なら、かんたん。とにかく、つくる。おっと、歳時記だけは忘れずに。;デビューは、新聞俳壇に限らない。近くでも遠くても、小さくても大きくても、投句できる機会は逃さない。 ほか)
第3章 日曜俳句の続け方(継続は、力なり。解説を書き加えたりせず、俳句だけで勝負していれば、いつか結果につながってくる。;季節の移り変わり、日々の暮らしの喜怒哀楽。俳句の対象は無限だが、つづけるうちに自分のテーマが見つかるといい。 ほか)
田螺鳴く―東日本大震災と日曜俳句(呼びかけに、読者は応えた;俳句をめぐる空気、動いた ほか)
第4章 明日へ動く日曜俳句(AI俳句の凄ワザいかに?「俳人チーム」と「AIチーム」が真っ向勝負して、さて軍配はどちらに?;AIのつくった俳句を、閲覧、評価できるAI俳句協会、誕生。選を受けるだけだった日曜俳人が、選をする側に立てる。 ほか)

著者等紹介

吉竹純[ヨシタケジュン]
コピーライター、俳句・短歌愛好家。1948年福岡県若松市(現、北九州市若松区)生まれ。1972年東京外国語大学フランス語科卒業。(株)電通入社、クリエーティブ局配属。87年朝日広告賞(ミノルタカメラ)。89年日本推理サスペンス大賞最終候補作。2000年(株)電通退社。フリーコピーライターに。2002年毎日歌壇賞。2005年与謝野晶子短歌文学賞。2008年読売俳壇年間賞。2011年歌会始入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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かふ

14
新聞の俳句投稿欄に日曜日だけ投稿するために俳句を作る人(昔は全紙日曜だった。今はバラバラで朝日は日曜日)。俳句の作り方(藤田湘子『20週俳句入門』を勧めている)よりも投稿の仕方のレクチャー。二重投稿の禁止(SNSでも駄目だそうだ)。葉書で縦書き推奨(一行書き)。選者の先生によって傾向と対策を考えよう。有季定型に煩い先生と比較的自由な先生がいる。金子兜太先生は比較的自由な句を選句してくれ、著者も多く選ばれたようだ。そんな先生が亡くなったときの思い出とか選評での言葉とか。最後にAI俳句の話が面白かった。2020/02/04

すのさん

8
新聞の投句に関するあれこれ。筆者の吉竹さんが投句にとことんハマっていて、新聞俳壇のヘビー投句ニストなんだなあというのがすごくわかった。吉竹さんの投句愛を至る所から感じ取ることができ、投句の楽しさもビシビシ伝わってきて、日曜俳句いいなぁと思う。投句のコツも記されており、なかなか舐めてかかれない世界なのかという印象も持った。やってみたいと思うが、自分はまず俳句の勉強からかなとも思う。2020/03/06

てくてく

7
自分の活動を背景に、新聞への投稿を主に行う俳句愛好家の活動を「日曜俳句」として、新聞投稿の魅力、その社会・歴史的意義、楽しみ方などを紹介した読みやすい本であった。どの新聞の俳壇・歌壇を選ぶか、というくだりで、単に自分が購読しているから、という私にとってはかなり参考になる点があった。2020/01/25

peace land

5
俳句人口が増えつつある今、グッドタイミングの入門書だと思った。作り方のハウツーではなく投稿の仕方のハウツーというところがユニークでだ。 うまくなるためではなく、やる気を起こさせる本でもあると思った。2019/12/16

Ise Tsuyoshi

4
新聞俳壇への誘い。やってみようかな、と思っている人はぜひ。東日本大震災後の動きを記した章は、俳句だけでなく、文芸創作やジャーナリズムの一断面としても面白い。2020/02/18

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