内容説明
先制医療、iPS細胞、ロボット治療、新しいがん治療、創薬、脳研究など最先端の医学、そしてチーム医療、緩和ケア、地域の医療、災害医療、情報技術、死生学など第一線での医療。医学は常に人間とともにあり、人間のための学問である。日本医学会総会はその知を結集し、高齢社会を幸せに生き抜くためになすべきことを考える。
目次
1 医学の最前線(再生医療と創薬(山中伸弥)
21世紀のがん医療(間野博行)
革新的ロボット治療を創る(山海嘉之)
脳の発達と幼児教育(小泉英明)
先制医療(井村裕夫)
トランスレーション医学とは何か(成宮周))
2 医療の現場から―きずなの構築のために(医療と情報技術(吉原博幸)
チーム医療における、看護師の新しい役割(日野原重明)
ホスピス・緩和ケア―ビハーラ病棟から(大嶋健三郎)
被災地に学ぶ(川島実)
胃ろう問題と死生学(会田薫子))
著者等紹介
井村裕夫[イムラヒロオ]
1931年生まれ。1954年京都大学医学部を卒業。内科学、特に内分泌代謝学を専攻し、1971年神戸大学教授、1977年京都大学教授、1989年同医学部長、1991年京都大学総長。1998年より科学技術会議(のち改組により総合科学技術会議)議員として、日本の科学技術政策に関わる。2004年より、(公財)先端医療振興財団理事長として、神戸医療産業都市構想の実現に努力している。第29回日本医学会総会会頭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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