出版社内容情報
信長入京前夜から、秀吉・家康の時代を経て、家光の死去まで、約100年の通史をたどる。「天下」をめぐる争いとして描かれることの多い時代。だが改めて、当時、「天下」とは、「戦国」「乱世」「太平」とは、何だったのか? 徹底した史料の読み込みから近世の〈実像〉を語る、待望のシリーズ第1巻!
内容説明
信長入京前夜から家光の死去まで、約百年の通史をたどる。「天下」をめぐる争いとして描かれることの多い時代。だが改めて、当時「天下」の語は、どのような意味を持っていたか?同じく「戦国」「乱世」「太平」とは?徹底した史料の読み込みから確かな歴史像を求め、近世の“実像”を語る、待望のシリーズ第一巻!
目次
第1章 戦国乱世(信長入京前夜;一五代将軍足利義昭 ほか)
第2章 全国統一と朝鮮出兵(秀吉の天下掌握;関白秀吉の時代 ほか)
第3章 徳川の天下(関ヶ原の戦いと将軍宣下;家康の大御所時代 ほか)
第4章 徳川の政権継承(秀忠「天下人」への道;秀忠の大御所時代 ほか)
第5章 江戸幕府の確立(家光の「御代始め」;「鎖国」 ほか)
著者等紹介
藤井讓治[フジイジョウジ]
1947年福井県生。1975年京都大学大学院文学研究科博士課程単位修得。神戸大学文学部助教授、京都大学人文科学研究所助教授、同大学大学院文学研究科教授を経て、京都大学名誉教授。専攻、日本近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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