内容説明
熊の前足と人の手、ドイツ語では表わす単語が違う。では人の言葉で語る熊は、自分の手を何と表すのだろう―。日独二カ国語で書くエクソフォニー作家が「自分の観察日記」をつけた。各地を旅する日常は、まさに言葉と歩く日々。言葉と出逢い遊び、言葉を考え生みだす、そこにふと見える世界とは?作家の思考を「体感」させる一冊。
著者等紹介
多和田葉子[タワダヨウコ]
1960年東京生まれ。作家。早稲田大学文学部露文科卒。1982年ドイツ・ハンブルグへ。ハンブルグ大学修士課程、チューリッヒ大学博士課程修了。2006年よりベルリン在住。日独二ヶ国語で作品を発表し、ドイツでもシャミッソー文学賞、ゲーテ・メダルを受章するなどの高い評価を得ている。著書―『かかとを失くして』(群像新人文学賞)、『犬婿入り』(芥川賞)、『ヒナギクのお茶の場合』(泉鏡花文学賞)、『球形時間』(ドゥマゴ文学賞)、『容疑者の夜行列車』(谷崎潤一郎賞、伊藤整文学賞)、『尼僧とキューピッドの弓』(紫式部文学賞)、『雪の練習生』(野間文芸賞)、『雲をつかむ話』(読売文学賞、文部科学大臣賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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