内容説明
経済危機から抜け出せない先進国、資源不足と環境汚染に悩む新興国、貧困に苦しむ途上国。追い打ちをかける気候変動と原発事故。これらはすべて、二〇世紀型経済の負の側面だ。世界ではすでに、資源消費を減らし、自然との共生を目指す、グリーン経済に向けた競争が始まっている。中国など大国の動向と世界のユニークな試みを紹介。
目次
序章 見えてきた兆し
第1章 なぜグリーン経済か
第2章 世界のリーダーシップをとるのは誰か―中国、アメリカ、EUの動き
第3章 動き始めた世界
第4章 グリーン経済への道
終章 岐路に立つ日本
おわりに―失われた二〇年の果てに
著者等紹介
井田徹治[イダテツジ]
1959年12月、東京生まれ。1983年、東京大学文学部卒、共同通信社に入社。本社科学部記者、ワシントン支局特派員(科学担当)を経て、現在は編集委員。環境と開発の問題がライフワークで、多くの国際会議を取材
末吉竹二郎[スエヨシタケジロウ]
1945年1月、鹿児島県生まれ。1967年、東京大学経済学部卒、三菱銀行に入社。同行取締役ニューヨーク支店長、東京三菱銀行信託会社(ニューヨーク)頭取、日興アセットマネジメント副社長を経て、2003年、国連環境計画金融イニシアティブ特別顧問。講演などを通じCSRおよび環境問題の啓蒙に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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