岩波新書<br> 子どもが育つ条件―家族心理学から考える

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子どもが育つ条件―家族心理学から考える

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004311423
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0237

内容説明

自己肯定感の低下、コミュニケーション不全の高まりなど、子どもの「育ち」をめぐって、様々な“異変”が起きている。一方、子育てのストレスから、虐待や育児放棄に走る親も目立つ。こうした問題の要因を、家族関係の変化や、親と子の心理の変化に注目して読み解き、親と子ども双方が育ちあえる社会の有り様を考える。

目次

第1章 育児不安の心理(日本に顕著な育児不安―「母の手で」規範の陰に;「子育てだけ」が招く社会的孤立;父親の育児不在という問題)
第2章 「先回り育児」の加速がもたらすもの―少子化時代の子どもの「育ち」(変わる子どもの価値―子どもを「つくる」時代の親の心理;「少子良育戦略」と子どもの「育ち」;「よい子の反乱」が意味するもの―顕在化する親子の葛藤)
第3章 子育て、親子を取巻く家族の変化(「便利さ」は家族をどう変えたのか;変貌する結婚と家族;高まる家族内ケアの重要性)
第4章 子どもが育つ条件とは―“人間の発達”の原則からみる(“人間の発達”の原則と子育て;「子育て支援」から「子育ち支援」へ;子育てを社会化する意義)
第5章 子どもも育つ、親も育つ―“生涯発達”の視点(子どもの育ちと親の育ち;急がれるワーク・ライフ・バランスの確立)

著者等紹介

柏木惠子[カシワギケイコ]
1932年、千葉県生まれ。東京女子大学文学部卒業、東京大学大学院教育心理学専攻博士課程修了。教育学博士。現在、東京女子大学名誉教授。専攻は発達心理学、家族心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

katoyann

21
現代を「子どもを選んで産む時代」と位置づけ、女性の個人化志向を前提としつつ、少子化だからこそ多額の教育費を投資し、高学歴を子どもに求めるという画一的な価値観に親が陥りがちであると警鐘を鳴らしている。 著者は「子育ち」という言葉を用い、子どもは自発的に学習する力を持っているが、親が上記の様な価値観で介入すると、子どもは自分の特徴を消されてしまい、自立して学ぼうとする意欲を失っていくという。 ジェンダーの話も含め、発達は量だけではなく価値観など質の要素が重要であるという論点が興味深い。2021/04/24

ほし

17
筆者によると、子どもの力を信じ、それを発揮させてあげることがとても大切で、そのような機会が、子どもにとって自身への信頼感、有能感へ繋がるとのこと。親がよかれと思ってすることが、結果としてそういった機会を奪いかねないと述べています。それを防ぐためには、子どもをよく見て、子どもの気質を知り、それを尊重し、応答的な対応をすることが必要だとのことでした。やっぱり大切なのは、与える育児ではなく、受け取める育児というようなことになるのかな、という印象を持ちました。もっと子どもとしっかり向き合おうと反省。2019/06/28

まさき|SNS採用に強いフリーランス

10
「子どもは有能な観察学習者(p.167)」は、心に刻んでおきたいキーワード。筆者の見立てによれば、子どもは周囲の人びとを観察し、それをよしと判断すれば、たちどころに自分のものにしてしまうのだそうで。それは親が良かれと思ってあれこれ押し付ける教育よりも、はるかに学習効率が高いのだとか。だからこそ親には、子どもに何をしてやるかではなく、親自身がどう行動しているか、「観察学習のモデル」にふさわしい存在であるかが問われるのだという。子育ては、育てる側の大人が成長するチャンス、であるのかもしれない。2019/12/21

オリーブ

10
子育てのウエイトがほとんど女性にある現状、<母性神話>という言葉があるが、女性の方が本能的にそのスキルが備わっているという画一的な思考は女性にその責任を負わせ追い詰めて男性側に「親をする」機会を奪っていないだろうか?そして、女性はその責任の重さを考え自身の子どもによかれと思って優しい暴力で子どもの育ちの力を奪い自身の能力の高さを証明しようとしているのか?人間の成長・発達が大人になるまでとされていたが、実はその後もずっと成長し続けると証明された今日、その姿をじっと子どもたちが観ていることを忘れてはいけない。2015/07/22

けんとまん1007

10
子どもが育つ条件とは、即ち、社会がそうである状況。この社会の状況が、壊れている今、どの方向を目指すのか?子どもが育つためには、大人も成長していないといけない。それと、赤ちゃんの研究が進み、これまでの視点を改める必要もはっきりしてきた。いろんな気づきがふんだんにある1冊。2010/10/30

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