岩波新書<br> スローライフ―緩急自在のすすめ

個数:
電子版価格
¥616
  • 電子版あり

岩波新書
スローライフ―緩急自在のすすめ

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月06日 01時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004310105
  • NDC分類 304
  • Cコード C0236

内容説明

IT革命の進行の下で、いま暮らしと仕事のあらゆる領域でスピードや効率を求める勢いが加速している。だが、他方でその潮流への根本的な懐疑も確実に拡がっていよう。「秒」に追われるニュースキャスターならではの痛切な問題意識に立って、「スロー」に生きることの意味と可能性を全国各地の食生活・教育・旅などの実例から考える。

目次

「それで人は幸せになるか」
スローフード、9・11、一神教
ファストフードの時代
寿司と蕎麦、そして「地産地消」
「食」の荒涼たる光景
小さな旅、スローな旅
失われた「子どもの楽園」
急ぐことで失うもの
「学ぶ」ということ
「スローウエア」「ファストウエア」
ロハスのすすめ、森林の危機
「木」を見直す
長寿と「人間の豊かさ」
スローライフ、北で南で
真の「勝ち組」になるために

著者等紹介

筑紫哲也[チクシテツヤ]
1935年大分県に生まれる。1959年早稲田大学政治経済学部卒業、朝日新聞社入社。政治部記者、ワシントン特派員、「朝日ジャーナル」編集長、編集委員などを歴任し、1989年退社。現在、TBSテレビ系「筑紫哲也NEWS23」キャスター、ジャーナリスト、NPO「スローライフ・ジャパン」理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAKAPO

29
>いちばんのカギは「緩急自在」の「自在」の部分にあります。自れが在る―自分が緩急のペースを選び取るということでしょう。人は何のために生きるのか、人が作った集団・組織が何のためにあるのかを忘れない。すべてを解くカギは「自発性」だと思う。「自発性」が保てるとすれば、苦しみの先に歓びがあるからだ。そして、このことこそが「学ぶ」ということの本質ではないだろうか。真の「ゆたかさ」とは「心ゆたか」であることであり、そのためには、やっている当人たちが、それを楽しみ、おもしろがり、快いと思わなくてはならない。2018/10/19

吟遊

8
趣旨はシンプルだし、良心的な分、甘さを感じられるひともいるかしれないが、ともあれ、一貫した態度で生き抜いた筑紫哲也さんらしい総括。エッセイには人柄がにじみ出るね。テレビ業界という生き馬の目を抜くところにいながら、スローライフ実践をしたのだからすごいよ。2016/12/08

shiaruvy

7
★4 「2006.05.15 2刷」 スルメ本。 人によって「幸せ」を計るものさしは違う。 愛国心(郷土愛)と国家主義は違う。 なるほど...。 そんなスローな生活目指した人が70代前半でお亡くなりになるとは,人生わからんなぁ〜。2012/02/22

えてぃ

6
スローな生活に興味を持っていた矢先、図書館で見つけたので読んでみました。 「人生は仕事以外の時間の方が多い。どのペースでありのままに生きるか」 「道草をしない、効率だけを求める生活は果たして幸せなのか」 「散歩を小さな旅と捉える。ひとつだけ目的を決めたり、ぶらぶら歩いたり。そこに非日常が生まれる」 「真の豊かさとは、心が豊かなこと。金、時間、空間のゆとりは、心の豊かさを得る手段に過ぎない」 「強いて人生に勝ち負けをつけるなら、臨終にああ面白かったと思えるかどうか」 考えさせられる言葉が所々にありました!2020/08/19

鯉二郎

4
テレビのニュースキャスターで、もっとも親しみ、信頼していた筑紫哲也。ニュース番組で今日は何を語るかと待ち遠しくテレビの前にいた頃を思い出す。テレビから彼の姿が消えて久しいが、彼の残した言葉は今でも生き生きと輝いている。この本では、音楽や映画など彼の得意分野の考察にはじまり、地球の環境問題、世界の食糧問題にまで話を広げている。要するに、出世と金以外にも人間として価値を高めるものを探そうという問いかけである。ただ、残念ながら、彼の没後、彼の憂えた人間の生活や日本および世界の情勢は良くなっているとは言えない。2020/01/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/548082
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品