出版社内容情報
入札談合はなぜ繰り返されるのか.近年の新しい規制とはどのようなものであり,どれだけの効果を上げているのか.その実態に迫り,新しい「総合評価型入札」を提唱.悪名高い談合社会を根本的に改革する道を探る.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ビイーン
17
民間の仕事オンリーで公共施設をやる機会が巡ってこないが、一応入札制度の基本は知っておきたかった。2016/11/20
wei xian tiang
0
著者は気づいていないのか敢て触れていないのか、官公庁委託契約の歪みは即ち日本的終身雇用制度、さらにそのエスプレッソともいえる公務員制度の陰画に他ならない。プロジェクト雇用•年俸交渉という極例を考えてみれば、委託契約と雇用契約の境界は限りなく相対化する。2013/06/06
Takashi Katou
0
仕事柄、勉強のために読んだ本。こんな考え方もあるだなあと考えさせられた。入札自体が、単なる事務作業から、発注方式に福祉政策を盛り込むなどの考え方に…現在の不況、ダンピング…建設業界を取り巻く環境に変化をもたらす一考察。2012/12/07