出版社内容情報
「男女共同参画社会基本法」制定から4年,国・自治体・企業・農村などではどんな試みが行われてきたか.長く女性労働の現場を取材してきたジャーナリストが,21世紀の日本社会の行方を決定づける最重要課題を考察.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
feodor
1
男女共同参画社会基本法の勉強に買った。でもずいぶん積読だったかなあ。 非正規雇用の問題、セクハラの問題、DVの問題など、興味を惹く話題が多くおもしろかった。条例の文言をめぐって千葉県で繰り広げられた水面下の争いも、「平等」を嫌う守旧派的千葉自民と精神を貫こうとする堂本知事(当時)側の攻防なども読んでいてなるほどと思う。古い本なので、状況はある程度変化しているものの、課題は実のところあまり変わってはいないようだ。2010/05/21
G.D
0
男女共同参画における日本の諸問題を多く取り扱った一冊。ただジェンダー的な問題に話を限定するのではなく、その問題に関係する事柄にも踏み込んでいる為、非常に多角的に男女共同参画を眺めることができた。 悲しきはやはりジャーナリズム特有の誇大表現やサンプルの選択が見受けられること、これといった具体的な解決策が書かれていない事であるが、それらまで求めていくのは酷であり、この本の価値は先にも述べた事と重なるが、「いまいち理解の浅い男女共同参画について多角的に理解を深める」点にあると思う。 総じて良い勉強になった。2016/08/25
リール
0
12012/11/01
綾☆SRX-スタクラ&ラグジュリ
0
難しいですよね~。男女平等って。日本だとやはり、男尊女卑が強いんですよね~。うむ~。2015/10/23
Kazumi Shibata
0
読了2012/07/02
-
- 和書
- 本朝美少年録