岩波新書
東京都政―明日への検証

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  • サイズ 新書判/ページ数 215p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004308256
  • NDC分類 318.236
  • Cコード C0231

出版社内容情報

バブル経済の崩壊後,都政はどのように変容したか.知事の権力,官僚の活動,議会と選挙,政策形成などの政策過程,そして税財政や都市再生,環境・福祉・文化などの政策論をわかりやすく解説し,今後の都政を考える.

内容説明

バブル経済の崩壊後、都政はどのように変容したか。知事の権力、官僚の活動、議会と選挙、政策形成といった都政の政策過程、そして税財政や都市再生、環境・福祉・文化などの政策論をわかりやすく解説し、新しい分権改革下における今後の都政を考える。一九九一年に刊行された『都庁 もうひとつの政府』の姉妹編。

目次

第1章 都知事とその権力
第2章 都庁官僚制の内側
第3章 都議会と選挙
第4章 深刻化する財政危機
第5章 都市再生という名の都市開発
第6章 争点としての環境・福祉・文化
終章 東京をどうするか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kotte

8
2003年出版の本で内容は古いですが、都政から地方自治論を語るという著者の目的は果たせており、私のような地方自治に疎いものにも大変理解しやすい本です。2017/10/04

日暮里の首領様

0
東京都が持つ独特な人事制度、行政機構と財政の構造、そして石原的リーダーシップの特質と問題点。こういった都政に関する事柄が、党派性なく淡々と語られていく。現在からするとやや古い感もあるが、ある程度参考にすることができた。2012/12/09

Alice Narumi

0
東京都って役人の数半端ないのね2012/06/28

ハンギ

0
2003年に書かれた本で、ちょっと古めだけど石原都政についても多くのページを割いている。それ以前の知事などにも触れており、読めば選挙などで客観的な判断を行うことができるのではないだろうか。著者自身がけっこう取材をしており、労作。石原都知事に対しては、自分の関心のある分野ではやる気を起こすが、そうでないところは放置、とコメントしている。それ以外にも図書館の統廃合を計画しており、また福祉部門はかなり減らしてしまった。その代わり警察官は増やすというもの、時代錯誤かな、と思うような都政だと思う。2011/03/30

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