出版社内容情報
市場経済の混乱,民族紛争などが続く中,あらためて,自由と国家が問われている.比較憲法の立場から,「近代国民国家」「人権」「民主主義」をめぐる論議の射程を検証しながら,立憲主義の意義と,「選択」の重要性を示す.
内容説明
「自由」主義市場経済の混乱、あいつぐ地域紛争・民族紛争など、未曾有の激動が世界を覆うなか、あらためて、自由と国家の意味が問われている。著者自身の憲法対話の実践を紹介しながら、「近代国民国家」「人権」「民主主義」といった基本的問題をめぐる現在の論議を検証して、「選択」の重要性を示す。刺激的な比較憲法の入門書。
目次
1 戦後史をさかのぼって―比較憲法見聞(1960年代の日本と西欧;70年代から「89年」へ―西と東の憲法対話のなかで ほか)
2 近代憲法の基本枠組―「国民」国家と「人」権(「近代国民国家の終わり」か?;「ヒューマン・ライツはヒューマン」か?)
3 近代憲法の制度運用―「民主」主義と/あるいは「法治」国家(「議会政治は政党政治」なのか?;「司法権の独立イコール裁判の独立」なのか?)
4 近代憲法を通して、また、それを超えて―あらためて憲法九条を考える(日本は何に「貢献」できるか)
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