岩波新書<br> 中東現代史

岩波新書
中東現代史

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  • サイズ 新書判/ページ数 230,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004305156
  • NDC分類 226
  • Cコード C0222

出版社内容情報

国際政治・経済を左右し,和平・共存の努力と対立・紛争が交錯する「中東」を,私達はどれほど理解しているだろうか.第2次大戦後からスエズ戦争の56年,6日間戦争の67年,イラン革命の79年,湾岸戦争の91年-時代の結び目を明確にしながら,この50年の動向と背景を,定評ある国際ジャーナリストが的確かつ平易に解説する.

内容説明

国際政治・経済を左右し、和平・共存の努力と対立・紛争が交錯する「中東」を、私達はどれほど理解しているだろうか。第二次大戦後からスエズ戦争の五六年、六日間戦争の六七年、イラン革命の七九年、湾岸戦争の九一年―時代の結び目を明確にしながら、この五十年の動向と背景を、定評ある国際ジャーナリストが的確かつ平易に解説する。

目次

第1部 英雄詩の時代(始めに言葉ありき;四つの結び目;日没の前の光景 ほか)
第2部 無明の時代(かりそめの休戦;膨脹するイスラエル;パレスチナ人の誕生 ほか)
第3部 青の時代(インティファダ―石投げ革命;アメリカとイスラエル;オスロ合意 ほか)

著者等紹介

藤村信[フジムラシン]
1924年東京に生まれる。1949年東京大学文学部卒業。1967年以降パリに在住して雑誌『世界』にパリ通信を寄稿する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤギ郎

13
さらさらと目を通す。1997年出版。中東(Middle East)はちょっと不思議な空間ではないだろうか。地政学上では西洋と東洋の中間(境目)に位置し、またユダヤ教・キリスト教・イスラム教という三つの巨大宗教が入り乱れる場所でもある。筆者は現代の中東を理解するために、中東にまつわる現代史を四つの区分に分けた。そして、それぞれの区分における内政と国際関係の変化を論じる。まるで物語るように書いているので、ちょっと読みにくいが、中東という空間の真髄を掴むことができるだろう。宗教と石油がキーワード。2020/12/10

coolflat

13
中東現代史を4つの段階に区切って解説。まず1948年第一次中東戦争~52年エジプト革命~56年スエズ戦争。ナセルが英雄として登場し、ヨーロッパ植民地主義支配が消えていった十年間。第二は58年前後のパンアラブ民族運動の高揚~67年第三次中東戦争。イラク、シリア、イエメンにおける革命と第三次中東戦争におけるエジプトの軍事的壊滅。第三は67年~79年イラン革命。73年の第四次中東戦争後、エジプトがイスラエルと電撃的和平を結ぶ。79年にソ連のアフガン侵攻、イラン革命。第四は80年イランイラク戦争~91年湾岸戦争。2016/02/15

Kei

10
大体の流れは知っていたが、この本は内容が頭に入って来ない。イラク戦争の事が記述されていないくらい古い本なので、別の本でまた勉強したい。2016/04/16

9
独特の文体に最初は戸惑ったが慣れると読みやすかった。現在の中東情勢に繋がる大まかな歴史の流れを知ることができて良かった。2018/01/27

Kazuo

5
中東史から我々が自明だと考える国民国家の限界がよく分かり、今後の国民国家のあり方の参考になる。派手で大きな、革命的な政体の変更(フセイン的)は、一時的に国民の支持を得ても国内の意識の差異、階級や宗教、利益配分の失敗により、大きな反作用を引き起こしてしまう。また、国際社会に対して自国の正義(現在の中国、戦前の日本等)のみを追及すれば、国内体制は権威主義的警察国家を立ち上げなければならず、結果ネーションを破壊し、分裂国家、失敗国家となり、他国の介入を招いてしまう。立憲民主主義が一番安定的なのではないだろうか?2016/01/09

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