出版社内容情報
風邪に葛根湯,胃痛に安中散と,漢方薬はなじみ深いが,東洋医学の考え方や診断法は知らないことが多い.証・方,陰・陽,虚・実の概念,身体観・病気観はどんなものか.診断や漢方薬の使い方など,東洋医学の基礎を解説.
内容説明
風邪をひいたら葛根湯、胃痛に安中散、便秘に潤腸湯。漢方薬は私たちになじみ深いものになっている。しかし、東洋医学の考え方や診断法はまだ知らないことが多い。証・方、陰・陽、虚・実などの概念、身体観・病気観はどんなものか。診断はどのように行うのか。さまざまの病気にどんな漢方薬を使うか。東洋医学の基礎を徹底解説する。
目次
1 東洋医学と西洋医学
2 日本における東洋医学の歴史
3 日本の東洋医学と中国の医学
4 東洋の身体観と病気観
5 本草の歴史
6 漢方の診断法
7 漢方薬
8 消化器系疾患の漢方治療
9 産婦人科疾患の漢方治療
10 老人性疾患の漢方治療
11 小児科疾患の漢方治療
12 痛みの漢方治療