出版社内容情報
「告知」,ターミナルケア,心の病への癒し,さらに人間ドックや救急医療の現場からみえる社会の断面.人間だれしも病むことに遭遇する.そのとき入院加療はどのようになされるのか.24時間,患者のもっとも身近にあり激務の日々をおくっているナースたちへの数多くのインタビューから,生死のドラマ,現代の医療のありかたが浮かび上がる.
内容説明
「告知」、ターミナルケア、心の病への癒し、さらに人間ドックや救急医療の現場からみえる社会の断面。人間だれしも病むことに遭遇する。そのとき入院加療はどのようになされるのか。二四時間、患者のもっとも身近にあり激務の日々をおくっているナースたちへの数多くのインタビューから、生死のドラマ、現代の医療のありかたが浮かび上がる。
目次
1 病むということ(手術八時間;バラと天使 ほか)
2 看るということ(一六七万七〇四一床;看護婦(士)への道 ほか)
3 医療という現場(救命救急センター;看護婦にも看護婦が要る ほか)
4 生きるということ、死ぬということ(ターミナルケア(緩和ケア)病棟の日々
静寂への旅立ち ほか)
著者等紹介
増田れい子[マスダレイコ]
1929年東京に生まれる。1953年東京大学文学部卒業。同年毎日新聞東京本社に入り、社会部記者、サンデー毎日記者、学芸部編集委員、論説委員などを経て、1991年退社。1984年度日本記者クラブ賞受賞。現在、フリージャーナリスト
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
蜜葉
7
13人の看護師の看護に対する姿勢が描かれていて面白かった。私が一番共感するのは、看護に向いてなくて看護を仕事だと割り切るEさん。だけど、一番憧れるのはHさん。一番合理的で看護師にありがちな感情論ではなく、看護の質を維持したまま看護師の環境を改善するアイデアとそれを遂行する実行力を持っていて、Hさんみたいな上司のもとで働きたいと感じた。だけど、読んでてやっぱり看護師には向いてないなぁと実感。偽善者と紙一重。だから断然、予防医学の方に興味がある。2016/01/04
みっちゃん2
6
本文に、日本に労働しに来ているベトナム人が出てきて。確か『教育はダイヤモンドより上』とおっしゃっていて。一生懸命に勉強もされていてすごいなと思ったことがイチバン心に残っている。2022/11/11
いの
5
当時のナース達は今も元気に仕事を続けているのだろうか。ベトナム国籍のDさんは帰化できたのだろうか。亡くなったかたもいるかもしれない。新しい看護ってなんだろう。今の看護は複雑化しており見えない重圧に振り回される。割りきる力もないと続けられないと私は思う。2018/12/12
マルコ・ロイス
5
患者を好きになれるか、自分を信頼してもらえるか。看護師は患者を機械的にサポートすることだけが仕事ではない。患者との信頼関係の構築が必要である。時には看護師が、苦手だと感じる入院患者だっているだろう。それでも努力しなければならない。患者は自分の病に向き合うので精一杯で、看護師との関係構築には関心がないことが普通である。看護師の努力が退院の日まで気付いてもらえないことだってあるそうだ。陰のサポート役というイメージが強い看護師では仕様がないのか。私たちは過酷な看護師の実態に、もう少し目を向けてみる必要がある。2013/07/31
まこ
3
寄り添うとはどういう事か考えさせられる一冊 人は必ず死ぬけれど、その時傍にいるのがどういう人なのかすごく大事な気がする。2020/10/15




