出版社内容情報
わずか三十一音で紡ぎだされる詩の世界.その可能性に挑みつづけた前衛歌人は,「つくる」ということをどう見つめてきたか.比喩,詞書,序詞,連作といった技法から,事実と虚構,写生,即興,音韻の問題,さらには民衆,風土,戦争とのかかわりまで,自在な筆致で,短歌をこえるようにして短歌の核心に迫る,本格的入門書.
内容説明
わずか三十一音で紡ぎだされる詩の世界。その可能性に挑みつづけた前衛歌人は、「つくる」ということをどう見つめてきたか。比喩、詞書、序詞、連作といった技法から、事実と虚構、写生、即興、音韻の問題、さらには民衆、風土、戦争とのかかわりまで、自在な筆致で、短歌をこえるようにして短歌の核心に迫る、本格的入門書。
目次
1 短歌をつくる前におこなう予備考察
2 短歌をつくる(角力の歌;夢の中の推敲;音楽について)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
36
#玉城徹 #短歌 口壁の四方にし当るレタスのはこれまたわれの友としがたき #返歌 レタスの葉クレソンの香肉焼く友と食すか食すが友か2016/01/27
かふ
14
岡井隆の短歌入門書。以前読んだ『短歌入門』に比べて読みやすいエッセイなのかと思ったら最後に「基本十箇条を考える」が岡井隆が言いたいことのすべてだった。それまでは短歌で言うところの助(序)言葉みたいなもので、エッセイ的に過去の短歌から最近の短歌まで述べている。それをまとめるとうたは過去のうたの集積として現在の自分が置かれている最先端の歌があるということ。それが岡井隆の前衛(性)短歌なのだ。ラジカルというのは「根源」のことであると間章も言っていた。もう一つは短歌における「私性」の問題。共同体の問題でもある2022/11/27
夏野菜
3
昔読んで挫折した新書。入門用者にはなかなかのハードル。塚本邦夫やら寺山修司やらと共に活動していた著者だから説得力もあるし、感動も呼ぶ。反面体型的には書かれていないので初学者には辛いか。すこし置いて、また読もう。2013/09/08
ミチル
1
作歌の十箇条のうちに、迷ったら『万葉集』に還るがあり、なるほどと感じる。この十箇条は適宜対応づければそのまま創作の基本っぽい。2020/01/23
浦和みかん
1
入門書の体のエッセイ。和歌、近代短歌、現代短歌の差異がよく意識されている。架空の完全読者という概念を特に面白く読んだ。2016/10/18




