出版社内容情報
いまお金を払い続けても,将来年金はもらえるのだろうか.六五歳支給とは,実際にどうなるだろうか…….退職後の生活設計の柱となる年金.その仕組みをやさしく解説し,Q&A形式による実例を数多く盛り込む.さらに,高齢社会や働く女性の増加がどのような変化を及ぼすのかも併せて検証する.好評の旧版に最新のデータを加え,大幅に刷新.
内容説明
いまお金を払い続けても、将来年金はもらえるのだろうか。六五歳支給は、どうなるのだろうか…。退職後の生活設計の柱となる年金。その仕組みをやさしく解説し、Q&A形式による実例を数多く盛り込む。さらに、高齢社会や働く女性の増加がどのような変化を及ぼすのかも、併せて検証する。好評の旧版に最新のデータを加え、大幅に刷新。
目次
1 年金とは何か
2 各種年金の仕組み
3 これからの課題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
111
それこそ先日読んだ鈴木さんに言わせると、今の年金制度ありきの本だということで、文句が出そうです。ただ、今の時代がどのようになっているかを整理するにはいいのではないかと思われ再読しました。説明はきちんとしていて私にはかなり参考になりました。2016/05/01
kaizen@名古屋de朝活読書会
81
岩波新書愛好会】年金制度が大きく変化する中、年金の事を考え直すよい機会に。1985年改変に対応した1991年発行の初版に対して、1995年の改変にいち早く対応して書き加えている。2014/09/08
アルゴン
4
★★★★☆21年前の制度解説の本なんて、普通は読む価値なしと切り捨てられても不思議ではありませんが、この本を読んで年金だけは例外だとつくづく思いました。この時の制度を8割がた残したまま、私たちにはその後の改正(?)による別の制度が適用されるというややこしさ。2016/08/18
Naota_t
3
自分は確定給付と確定拠出のメリット・デメリット、401k制度について知りたかったけれど、本書は年金の構造的な説明に紙幅を費やしている。 岩波にしては結構分かりやすい内容だったように思う。 ちなみに、これは中古で買ったのだけれど、前に読んだ人は1943年生まれだったらしい、、改正の過渡期にあったので、大変みたいです。笑2012/07/25
ユウユウ
1
たまたま家にあったのでぱらぱらと。20年前はこんなに年金(やそれを扱う機関)は自信たっぷりだったのか…。今となっては驕りを感じる。破綻というか消えた年金問題あたりについてもなんかもう忘れがちになってるし、なにか読んでみた方が良さそうだ。
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