出版社内容情報
好評の『体験ルポ 世界の高齢者福祉』に続き,著者はヘルパーや「寝たきり」を体験しながら日本各地の老人ホーム・老人病院を回り,厳しい現状と,それを乗り越えようと努める現場の声を伝える.また高齢者が暮らしやすい町を目指し,模索しながら新しい試みに挑戦する自治体の姿も紹介する.希望のありかを探る,若い世代による報告.
内容説明
好評の『体験ルポ 世界の高齢者福祉』に続き、著者はヘルパーや「寝たきり」を体験しながら日本各地の老人ホーム・老人病院を回り、厳しい現状と、それを乗り越えようと努める現場の声を伝える。また高齢者が暮らしやすい町を目指し、模索しながら新しい試みに挑戦する自治体の姿も紹介する。希望のありかを探る、若い世代による報告。
目次
1 家族介護の限界
2 在宅福祉の三本柱
3 高齢者を支える施設と病院
4 さまざまなサービス
5 福祉は市町村の時代へ
6 市民の声をどう福祉に生かすか?
7 高齢社会の取り組み―スウェーデン、ドイツ、そして日本
終章 人間らしく老いるために
著者等紹介
山井和則[ヤマノイカズノリ]
1962年大阪府に生まれる。1986年京都大学工学部工業化学科修士課程修了。1986‐91年(財)松下政経塾で高齢者福祉などを研究。1989年、8カ月にわたり世界各地の老人ホームで実習をしてまわる。その後、京都ボランティア協会職員を経て、91年からスウェーデンに留学。現在は全国の高齢者福祉現場をまわりながら研究中。(有)やまのい高齢社会研究所研究員
斉藤弥生[サイトウヤヨイ]
1964年東京都に生まれる。1987年学習院大学法学部政治学科卒業。1988‐93年(財)松下政経塾で高齢者福祉などを研究。90年よりスウェーデンに留学、93年ルンド大学行政学修士号を取得。大阪外国語大学助教授などを経て、現在は大阪大学人間科学部ボランティア人間科学講座助教授(高齢社会研究)
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