出版社内容情報
がん治療の進歩目覚ましいものがある．外科手術，放射線治療という直接がんを叩くものから，化学療法，免疫療法などの全身的な療法まで，がんを克服するために現在行なわれているさまざまな方法を語り，これからの新しい治療法や夢の治療法なども紹介する．また告知やホスピスなど，がん治療における医療者と患者の関係についても説き及ぶ．
内容説明
がん治療の進歩は目覚ましいものがある。外科手術、放射線治療という直接がんを叩くものから、化学療法、免疫療法などの全身的な療法まで、がんを克服するために現在行なわれているさまざまな方法を語り、これからの新しい治療法や夢の治療法なども紹介する。告知やホスピスなど、がん治療における医療者と患者の関係についても説き及ぶ。
目次
１ がんという病気
２ がん治療の現在
３ 臓器別のがん治療
４ 新しい試み
５ これからの課題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akira
23
新書。 1993年ごろの本ということでかなり古いが、がんという病気についての基本的な部分がおさえてある。他の本よりも各部位のがんについての説明もあり、勉強になった。 がん関係の本を読んでいくと、治療ははたして全くの善か？という疑問に流れていく気がする。全快が一番良いにせよ、体への負担の大きいものが多い治療。まだまだ議論の余地の多い命題ではあるが、注視していきたい。 「治療とQOLとのバランス」 2017/01/28
