岩波新書<br> 光ファイバ通信

岩波新書
光ファイバ通信

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004302667
  • NDC分類 547.68
  • Cコード C0255

出版社内容情報

髪の毛一本ほどの太さのガラスの糸のなかを,何千人分もの電話がレーザ光の信号となって同時に伝わっていく.電気通信にかわって,この光ファイバ通信という新しい方法がいま私たちの生活と文化を根本的に変えようとしている.その技術の歴史と多様な可能性を語り,あわせて二十一世紀の高度情報化社会のインフラを展望する.

内容説明

髪の毛1本ほどの太さのガラス糸のなかを、何千人分もの電話がレーザ光の信号となって同時に伝わっていく。電気通信にかわって、この光ファイバ通信という新しい方法がいま私たちの生活と文化を根本的に変えようとしている。その技術の歴史と多様な可能性を語り、あわせて21世紀の高度情報化社会のインフラを展望する。

目次

第1章 プロローグ―光ファイバ通信とは何か
第2章 遠距離通信の歴史
第3章 より高い周波数をめざしてきた電波通信
第4章 レーザの登場
第5章 光ファイバの登場
第6章 光ファイバ通信の利点
第7章 光ファイバ通信はどのように使われているか
第8章 次世代を目指す光ファイバ通信技術
第9章 光ファイバ網をオフィス・家庭へ
第10章 エピローグ―光ファイバ網と都市の美観

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

西澤 隆

1
ISDN普及を目指していた20年前に書かれた光啓発本。国際電話のあの一拍遅れる感じは銅線世代の海底線の容量不足で衛星を使う「宇宙往復数回分距離問題」。線の光化でそれが解消されたといった話しはわかりやすい。電気と通信は混信を避けるために離すから電柱が必要。光なら一緒に通せるから埋設できて景観がよくなるといった話しも。新技術というのは、これくらい前から「実現すれば世界がかわる」と信じて準備開発を進める人たちの努力の結実としてサービスされるわけで、今もきっとそういう努力があちこちで行われているんだろうなと思う。2013/09/03

Tim

0
読んだ次の日に電線を眺めてみたくなる。書かれた時期が90年代前半なので今読んでみると、当たっているところが多くて面白い。世界とはこれだけネットワーク事情が違うというのは驚きだった。2011/01/31

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