出版社内容情報
過労死,残業,単身赴任,出世競争のなか,猛進する日本人.だがいま,長期休暇や年俸制等の導入,共働きの激増や男女関係の変化,夫・父親像の見直し,ボランティアへの参加等,既成の価値観を問い直す動きが生じている.二○年余,企業戦士と女性達の企業・家庭での現状を取材してきた著者が,豊富なデータや生の声と共に送る最新報告.
内容説明
過労死、残業、単身赴任のなか、まだまだ猛進する日本人。だがいま、長期休暇や年俸制等の導入、共働きの急増や男女関係の変化、夫・父親像の見直し、ボランティアへの参加等、既成の価値観を問い直す動きが生じている。20年余、企業戦士の企業・家庭での現状を取材してきた「日本経済新聞」の記者が、豊富なデータと共に送る最新報告。
目次
1 働き過ぎの構造
2 出世街道を行く
3 新しい働き方の模索
4 意識を変える
5 共働きの時代
6 夫・父として生きる
7 変わる男のライフスタイル
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keepfine
1
あたりまえのことしか書いていないが、現代のノマドワーキングやイクメンに通じる取り組みがこの時代、すでに姿を現しつつあったのは興味深い2015/05/30
まさげ
0
ライフ&ワークバランスの重要性を実感した。2015/06/19
Naota_t
0
題名からはエッセイっぽいけれど、内容は社会学・法学的な内容。 日本“サラリーマン”の実態(生態?)がリアルで、読んでいて嘆息嗟嘆までは行かずとも、感覚的には十分理解できる。 自分も“サラリーマン”になってるんだな、と再認識。 こういった本は男性が強制的にでもいいから読むべきだと思うし、本書に限れば、単語で辞書を引くこともなかったし、文章も比較的平易で、翻って中高生の少年少女が読むのがもっとお勧めかもしれない。良書。 2012/11/21