岩波新書<br> 英国流立身出世と教育

岩波新書
英国流立身出世と教育

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  • サイズ 新書判/ページ数 205,/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784004302346
  • NDC分類 372.33
  • Cコード C0222

出版社内容情報

「身をたて名をあげ,やよはげめよ」.これを合言葉に誰もが立身出世を夢みて刻苦勉励したのは,もう一つの島国イギリスでも同じであった.ディケンズ,ブロンテ姉妹,ロレンスなどの作品を題材に,教育というきれいごとの陰にひそむ建前と本音を鮮やかに描き出して,一億総中流の幻想にうかれる現代日本人にも鋭い疑問を投げかける.

内容説明

「身をたて名をあげ、やよはげめよ」。これを合言葉に誰もが立身出世を夢みて刻苦勉励したのは、もう一つの島国イギリスでも同じであった。ディケンズ、ブロンテ姉妹、サッカレー、ロレンスなどの作品を題材に、教育という美名の陰にひそむ建前と本音を鮮やかに描き出して、1億総中流の幻想にうかれる現代日本人にも鋭い疑問を投げかける。

目次

序章 身をたて名をあげ
第1章 エリート教育の危機
第2章 「慈善学校」の実体
第3章 かわいそうな先生
第4章 「役に立つ教育」の恐ろしさ
第5章 反出世主義の悲惨と栄光
終章 1億総中流の迷信

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ロピケ

4
労働者階級の立身出世と教育について書かれた本ながら、いろいろな意味で勉強になりました。ギニ―の存在した意味やロンドン大学の成り立ちなどイギリスを取り巻く霧が少し晴れて、スッキリしました。ヘンリー・ジェイムズの『ねじの回転』についての考察も、え~そうだったの?と、もう一度読み返したくなった。ディケンズの作品が沢山登場。ロレンスの中産階級と労働者階級について述べたところは至言と思う。2010/08/30

takao

2
ふむ2024/08/01

lazylazy

2
英国の教育と階級制度を、ブロンテ姉妹、ディケンズ、ハーディ、ロレンスなど様々な文学テクストを織り込んで論じていく。200ページ程度の薄い本なので突っ込んだ議論はなされないが、目の付けどころと適切な引用はさすがである。 amazonの登録が5ページとなっているのは何故?笑2010/05/23

アトム

1
「むしろ、わが国の中にも無数のロレンスやオーウェルがいて、ただそのことに気づいていないだけ・・・」2018/04/05

timeturner

1
とても読みやすく、ひとつのテーマの概略をつかむにはぴったりの内容。それだけに食い足りなさも感じるが、ディケンズ、ギッシング、ブロンテ姉妹、ロレンス、オーウェルといった作家たちの作品やエッセイ・手紙などがたくさん例として出されていて興味をそそる。2010/05/27

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