岩波新書<br> ゴルフと日本人

岩波新書
ゴルフと日本人

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  • サイズ 新書判/ページ数 240,/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784004302261
  • NDC分類 783.8
  • Cコード C0236

出版社内容情報

日本のゴルフ人口は,いまや一五○○万にものぼる.どんな魅力がこれほどの人をひきつけるのか.また,自然環境の破壊,金権・利権まみれの現状をどう考えるべきか.本場スコットランドでその醍醐味にふれた社会学者が,人間的なドラマに満ちた英米の歴史をたどりつつ,現代日本におけるゴルフ文化の歪みを衝き,その再生を訴える.

内容説明

日本のゴルフ人口は、いまや1500万にものぼる。どんな魅力がこれほどの人をひきつけるのか。また、自然環境の破壊、金権・利権まみれの現状をどう考えるべきか。本場スコットランドでその醍醐味にふれた社会学者が、人間的なドラマに満ちた英米の歴史をたどりつつ、現代日本におけるゴルフ文化の歪みを衝き、その再生を訴える。

目次

はじめに セント・アンドリュースの風
1 大衆化への道(イギリスのゴルフ;アメリカのゴルフ;日本のゴルフ―その曙)
2 現代日本のゴルフ(大衆社会化と第一次ブーム;私生活主義と第二次ブーム;自然環境と第三次ブーム)
3 批判のなかのゴルフ(環境破壊とゴルフ;日本経済とゴルフ;ゴルフと人間)
おわりに オーガスタへの夢

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

3
ふむ2024/04/25

Ucchy

1
1992年刊。前半はセント・アンドリュース、ボビー・ジョーンズとか英米のゴルフ史、中盤は明治以降の日本におけるゴルフ史。今でも古びない内容。後半はバブル期におけるゴルフに関する社会問題。会員権詐欺や乱開発による自然破壊。土地投機やリゾート法に基づく開発ブームに狂奔する時代、それが齎した歪み。30年たった今、ゴルフ場はバタバタと潰れている。「マスターズで日本人が優勝する日は近い」と書いている。29年後に松山が実現。隔世の感。2022/06/03

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