出版社内容情報
貴族社会から武家社会へ.源平の争乱を経て日本の社会は大きく変質した.この時代を歌人・定家と共に歩み,その文化の特質を探ってみよう.政治の実権は鎌倉幕府が握り,京都の朝廷は新たな文化の創出をめざした.政治と文化とがせめぎあうこの鎌倉初期こそ,実は「雅」「幽玄」などでイメージされる王朝文化の枠組が確立した時代であった.
内容説明
貴族社会から武家社会へ―源平の争乱を経て日本社会は大きく変質した。この時代を歌人・定家と共に歩み、その文化の特質を探ってみる。
目次
第1章 時代の変転(『明月記』の始まり;内乱の時代を生きる;八条院の周辺;九条兼実の夢;紙背文書を語る)
第2章 空間の文化史(父と子;皇女とその女房たち;摂関家の精進;華と夢のある話;『無名草子』を読む)
第3章 政治と文化の空間(頼朝の接近;後白河法皇の死;後鳥羽と定家の接触;もう一つの家;文化の行方)



