出版社内容情報
パン,チーズ,バター,酒,醤油,味噌,漬物,お茶,納豆…….おいしさを代表するこれらの発酵食品は,いつ,どこで生まれ,どのようにして育ったのか.製法はどのようなものか.発酵研究の碩学が,興味深いエピソードをまじえながら,発酵食品の文化と技術の歴史を楽しく語り,私たちが食生活を見る眼を豊かなものにしてくれる.
内容説明
パン、チーズ、バター、酒、醤油、味噌、漬物、お茶、納豆…。おいしさを代表するこれらの発酵食品は、いつ、どこで生まれ、どのようにして育ったのか。製法はどのようなものか。発酵研究の碩学が、興味深いエピソードをまじえながら、発酵食品の文化と技術の歴史を楽しく語り、私たちが食生活を見る眼を豊かなものしてくれる。
目次
1 食品の保存と発酵食品
2 麦文化の大きな産物、パン
3 古代牧畜の遺産、乳製品
4 バラエティに富んだ発酵副食品
5 世界の発酵製品、アルコール飲料
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウユウ
17
筆者は微生物学者。発酵でよく見かける小泉武夫氏より前の世代になるのかな(調べたら30歳くらい年上でした)。幅広い知識による様々な発酵食品についての軽い読み物という感じで、気楽に楽しく読めた。エピソードが多くて面白かったし、コンパクトにまとまっていて、わかりやすい。さすが岩波と思えるような内容でした。2020/01/23
Kei
12
長い間の積読解消。酒や乳製品、出汁、世界史等幅広い知識が要求される。読んでいて面白かったが、少し自分の前提知識不足が目立つなと感じた。これから徐々に増やしていければと思う。2016/09/19
misui
6
こんなタイトルだけど本書は発酵食品を扱うもの。食品は生まれたときからほとんどが腐敗・発酵に向かうわけで、パンから始まって乳製品、調味料、漬物、アルコールなどなど取り上げられる範囲はまことに広い。一度読んでおくと見通しが良くなるかな。寿司が実は味噌と遠縁だったとか発見が多いです。2024/02/13
Sorriso Watanabe
0
色んなうま味が楽しいのに、読んでると非常に眠かった。2013/02/17
西葛
0
美味しんぼのネタ元がぎっしり。2021/01/31




