出版社内容情報
ソ連をグラスノスチと議会制民主主義の国に変え,冷戦時代を終結させる原動力となったペレストロイカ.しかしそれは,民族問題の噴出,経済改革の停滞,共産党の混迷によって危機にさらされている.発言し行動する歴史家が,大きな成果をあげながらも深刻な危機にあるペレストロイカの現状を報告し,世界史における社会主義の運命を問う.
内容説明
ソ連をグラスノスチと議会制民主主義の国に変え、冷戦時代を終結させる原動力となったペレストロイカ。しかしそれは、民族問題の噴出、経済改革の停滞、共産党の混迷によって危機にさらされている。発言し行動する歴史家が、大きな成果をあげながらも深刻な危機にあるペレストロイカの現状を報告し、世界史における社会主義の運命を問う。
目次
ゴルバチョフ、上からの革命
世界戦争の時代は終った
グラスノスチ、自由の国
議会制民主主義の誕生
連邦の危機
民族の身もだえ
市場経済への困難な道のり
共産党の危機
下からの改革、その行方