岩波新書<br> 狂言役者―ひねくれ半代記

岩波新書
狂言役者―ひねくれ半代記

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  • サイズ 新書判/ページ数 231p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004203964
  • NDC分類 773.9
  • Cコード C0274

出版社内容情報

室町時代より庶民の芸能として,歴史の荒波の中にもたくましく生き続けた狂言.その伝統を守りつつ,新作狂言,オペラ,歌舞伎などにも積極的に参加し新境地を展開する著者が,反骨精神に貫かれた「ひねくれ」人生をユーモアとペーソスの中に語りながら,狂言の醍醐味を読者に伝える.狂言入門に最適な「狂言豆事典」も収録.

内容説明

室町時代より庶民の芸能として、歴史の荒波の中にもたくましく生き続けてきた狂言。その伝統を守りつつ、復曲狂言、オペラ、歌舞伎などにも積極的に参加し新境地を展開する著者が、反骨精神に貫かれた「ひねくれ」人生をユーモアとペーソスの中に語りながら、狂言の醍醐味を読者に伝える。狂言入門に最適な「狂言豆事典」も収録。

目次

記の一 まかり出でたる次郎冠者
記の二 戦争ほどうつけたものはござらぬ
記の三 狂言の出前もいたしまする
記の四 狂言はお芝居でござる
記の五 狂言役者がオペラの演出、これぞ真の狂言じゃ
記の六 お構い下さるな、家元殿
記の七 京の狂言師は今日狂言を致しまする
記の八 狂言には色々様な顔がござる
記の九 私ごとではござれども
記の十 ジーンズが能楽堂へも参りました

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

m

9
図書館のリサイクル本。歌舞伎に通ずるところがあるかと思い手に取ったが、思った以上に楽しめた。昨年の大河の舞台だった井伊谷という地名が出てきたり、本書で「棒しばり」について読んだ後にテレビで歌舞伎の「棒しばり」を偶然観たり、良いタイミングで読めた。実際に狂言を見てみたくなった。2018年10冊目。2018/01/17

かりんとー

5
千作、千之丞、忠三郎三氏の狂言は本当に素晴らしかった。皆亡くなられてしまいました。

MiNo

4
大学生の頃、京極夏彦が脚本を書いたと聞いて、はじめて狂言を観に行った。「豆腐小僧」の演目で、立っているだけで面白いなあと思った役者さんがいた。それが茂山千之丞さんだった。たまたま本書を見つけ懐かしく思い読了。語られている、千之丞さんが取り組んできた狂言とその枠を越えた活動はどれもが挑戦に満ちていて、ひとつひとつがいま聞いても面白い。むしろ、戦後というのは今よりも革新的なことが多かったんじゃないかな、と思った。ああ、亡くなられる前に再見すればよかった。読了してすぐ茂山家の狂言会の予約をしました。2014/08/24

tama

3
図書館本 本の存在を知ったので借りました。ご本人は2010年、お兄さんより先に亡くなられてます。「お構い下さるな 家元殿」の章は凄いです。「見なければならない義理も勤めもない、自由で気儘な、そして素直な老若男女に取り巻かれた奉納狂言づくしが、私達京の狂言師の修行の現場として最も大切なものでした。(記の七)」はすごく良くわかります。私がStreetが好きなのもこれです!最後の「附祝言」は今の政権の危険さを感じている方にぜひ読んで欲しい部分です。2014/01/10

0
Y-202007/12/23

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