出版社内容情報
あのとろけるような肉感的な表情で世界中の男たちを悩殺したモンローとは,セクシーな美人女優にすぎなかったのか.“重症のマリリン熱患者”を自認する著者がその不幸な生いたちに始まる生涯を追いながら,彼女の自由で知的で無垢な魂を浮かび上がらせ,「性の女神」を生んだアメリカの大衆文化,そして日本の「マリリン熱現象」を考える.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スズツキ
3
たまには視点を変えて……と普段読まないようなものに着手。2015/04/05
寛理
1
マリリンモンローについてまず読むべき本は田村千穂『マリリン・モンローと原節子』である。あの本がいちばんである。ただし、この本もノーマンメイラーや日本のマリリン論がひと通り知れるので読んで損はない。2021/05/03
Sumiyuki
1
長嶋茂雄氏が憧れたジョー・ディマジオ、脚本家のアーサー・ミラー。異分野の両者を虜にしたマリリン・モンロー 。彼女の魅力は万人に受けるのかな。大衆の支持。素直、セクシー、向上心、機知、愛。イングリッド・バーグマン。70年代からポルノ流行。@マリリン・モンローの生き方は、自分の内なる声に忠実に従おうということにほかならなかった。(中略)自分自身に誠実であることによって、ハリウッドやそれが代表する社会の「壁」を破ることになっていった。(中略)「セックスは自然の一部です。私は自然と協調していきます」2018/09/29
マ
0
マリリンモンローは文化的な人であったという、モンローファンによる証明本2017/11/02
わす
0
題名からマリリン・モンローの伝記みたいなものだと思っていたが、中身はモンロー好きおじさんによるエッセイの寄せ集めだった。セックスシンボルという言葉は50年代からとりわけモンローに対して使われるようになったらしい。それ以前はセックスアッピール。2025/05/01




