出版社内容情報
私たちの食生活に欠かせない魚，サケの漁獲量が，近年めざましく増大している．その陰には，稚魚を川でなく海に放つ技術開発の成功と，それによる回帰率の飛躍的向上があった．その推進者が苦心談をまじえつつ経緯を語り，ふ化放流の歩み，壮大な回遊ルートの謎，カムバック・サーモン運動等にもふれて「神の魚」サケに科学の光をあてる．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
紙魚
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時勢もあり、生きた鮭の移出入について無頓着な印象。栽培漁業の黎明期から携わってきた筆者ならではの見解や、２００カイリの時代への対策は、広大な経済水域をもちながらも漁業資源のうちおおくを輸入せざるをえない日本としてはこれからも課題であり続ける。2009/09/16
丰
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Y-202006/12/19
