岩波新書<br> 世界経済をどう見るか

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岩波新書
世界経済をどう見るか

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004203445
  • NDC分類 332

出版社内容情報

石油ショック以降の「新しい世界不況」をどう見るべきか.巨額のオイルダラーはどこへ行ったのか.深刻化する「南」の累積債務問題の行方は――.世界を先進国,産油国,非産油途上国,共産国に分けて貿易・金融のメカニズムを解明し,将来を展望する.異常円高,原油価格暴落,米国の債務国化など,激動する世界経済の構図を描き出す.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

75
かなり古い本なのですが世界経済をどの様に分析していくのか基本的な考え方を記してくれます。最近宮崎さんの本を集中して読み直していますが、この本もTPPの動きなどを基本に立ち返って考えるにはいい本ではないかと思われます。オイルショック後の世界経済状況をきちんと分析していて今でも役に立ちます。2015/10/23

壱萬参仟縁

19
図書館除籍本。‘86年初出。ガルブレイスのゆたかな社会も、一国資本主義を越えるものとはいいがたい(7頁)。激しいインフレ下で発生した世界同時不況そのものが問題(8頁)。今後、日本発世界不況回避を。円増刷で価値目減りがもたらす未来は暗い。’60年代は経済学黄金時代。’70年代初めは経済学帝国主義の時代。石油危機で流砂に(23頁)。グローバル視野で諸外国の忘れられた人々や南の人々の権利要求に妥協、連帯しうる大連合を目指すべき(70頁)。ODA大綱を変えて国際協力の趣旨に反するような時代に一石を投じる一節。2015/02/24

さきん

15
石油ショックからケインズの政策が効かなくなり、新自由主義な政策やグローバル化推進が進められていったんだなという原点が伺える内容。著者もその流れにどっちかというと賛同している。2017/12/03

0
Y-202006/07/20

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