岩波新書<br> 核の冬

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岩波新書
核の冬

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  • サイズ 新書判/ページ数 174,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004203148
  • NDC分類 451.04
  • Cコード C0200

出版社内容情報

核戦争が起ると地球は急速に冷えて,氷河時代よりなお寒い「核の冬」が訪れる.文明は崩壊し,人類は絶滅するだろう.核先制攻撃や核シェルターなど一切の生残り戦略を無効にしたこの予測は,米ソの政治家や軍人に深刻な衝撃を与えた.二○世紀の黙示録=「核の冬」とは何か,その政治的・軍事的意味は何か,をやさしく説く.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青ポス

3
冷戦時代に書かれた本。当時の科学で「核の冬」というものが何かについて説明されている。中国の軍拡や、イラン、北朝鮮の核開発問題が加熱する今、再読すべき一冊。2013/03/05

aki

1
核戦争勃発後、爆発の際に巻き上げられたチリや火災の煙などが大気圏を覆い、全世界の気温が低下。農作物が栽培できず、寒冷と飢餓によって(核戦争で生き残った)人類が絶滅に追いやられる、との警告の書。あたりまえのことを言っているようだが、1980年代には斬新な主張だった(「悲観的」と非難されたほど)。ただ、日本人の感覚からすると、(科学者らしい慎重さのためか)ずいぶん控えめな予測に見える。まったくといっていいほど放射線の影響に言及されていないのも違和感あり。核の冬より、放射線のほうがよっぽど怖いと思うが。2011/04/20

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