出版社内容情報
一人の作家が六人の科学者に、科学の目的を、技術の現状を、人間の明日を真剣に問いかける。科学技術は人間に幸福な未来をもたらすのだろうか。それとも核兵器に象徴されるような悲惨な結末か。「科学が悪い形で使われてしまう方に僕も加担している」と語り始める本書は、「技術立国」日本の行方に警鐘を打ちならす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
27
83年の刊行。時代の記録として以下抜粋。◉(天然の植生と)モザイク状にする。多様安定相関の原理が働いて安定性が増す。自然生態系は全部自給自足。廃棄物がない。人間社会でも太陽エネルギーを主体とするエネルギー供給システムを早く開発しなければならない(問題の根本は世界人口の増加だ、と続く)◉物質的豊かさばかり求めた結果のツケがまわってきたのではないでしょうか。このツケを精算するには、自然科学はどうも有効でないように思います。新しい人間観、自然観が必要ではないかと。◉以上、内田康夫(作家の、ではない)2020/10/10
takao
3
ふむ2024/02/15
izuru youichi
2
20年近く前に書かれた物だけど、内容は原発への警鐘。ゴミ・有害な廃棄物の処理の問題。高齢化に安楽死。まさに現在表面化して直面している問題について語られている。2012/08/04
2017年のmoritani
0
野坂昭如が6人の科学者に科学技術の今と未来を問う。 35年前に刊行されたけれども、科学技術の功罪について真剣に考察しているので、まったく古臭さを感じさせない。2017/07/31
丰
0
Y-202003/03/29




