出版社内容情報
「音楽の父」バッハ.彼は教会音楽やオルガン曲,クラヴィア曲などあらゆる分野でバロック音楽を大成したが,それは同時に新しい時代の音楽の可能性を開くものでもあった.著者は敬虔な信仰者として生きた彼の人間像を浮き彫りにし,宗教の枠をこえて,現代の私たちに深い感動をもたらすバッハ音楽の大きさについて語る.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はちめ
2
バッハの生涯と音楽に関する入門書。入門書なので特別な切り口はないが、敢えて著者の関心を推測すれば、バッハという人がどの程度宗教的な人物であったのかということだろう。バッハはルター派の教会が支配する社会を生きたわけだが、生活の全てを宗教に依存するタイプではなかったようにみえる。生活の中でメリハリをつけて宗教にかかわるということは、ある意味現代的な宗教感覚を持っていたということではないだろうか。☆☆☆★2018/08/18
あ
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難しかったが、こういう視点でバッハの曲をとらえたいわけじゃないなと思い流し読みですませた2016/08/09
丰
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Y-202002/11/28
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- 和書
- 人魚の見る夢