出版社内容情報
核と石油に次いで「第三の武器」といわれる食糧の国際的な流れは,カーギルを筆頭とするわずか五社の巨大穀物会社に左右されている.穀物自給率が三割近くまで落ちた日本にとって影響の大きいその実態は,これまで秘密のヴェールに包まれてきた.国際政治の陰で暗躍するこの多国籍企業の姿を描き,そこにわりこむ日本商社の動きをも追う.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
無識者
3
数字が多くて読みにくい~ ただ、もっと知りたいとは思ったな~自分の食べているものが一部の人たちの手に握られていることを考えるとこわいですね。2014/12/09
takao
0
穀物メジャーって、今や古い?2016/02/05
丰
0
Y-202002/01/23
白山手賀
0
賢いので、表には出てこず、一貫している。2022/01/15
もす
0
アメリカの5大穀物企業について書いてあります。カーギルを始めとした企業らの沿革を始めとしてどれらがどのように企業政策を行ってきたのかについて詳しく書かれています。読みやすかったです。2020/03/03