岩波新書アンコール復刊<br> 言語学の誕生―比較言語学小史

岩波新書アンコール復刊
言語学の誕生―比較言語学小史

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  • サイズ 新書判/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004200697
  • NDC分類 801.09
  • Cコード C0280

出版社内容情報

十八世紀末,サンスクリットとギリシア・ラテン語との類似が指摘されて以来,諸言語の「共通の源」に向けての探求が始まった.十九世紀ロマンチシズムの気運の中で,“言語に馮かれた人びと”が担った課題と苦闘を描きながら,いかにして印欧語比較文法という学問が生み出され,言語学が科学として確立していったかを明らかにする.

内容説明

18世紀末、サンスクリットとギリシア・ラテン語との類似が指摘されて以来、さまざまな言語の「共通の源」に向けての探求が始まった。19世紀ロマンチシズムの気運の中で、“言語に馮かれた人々”が担った課題と苦闘を描きながら、いかにして印欧語比較文法という学問が生み出され、言語学が科学として確立していったかを明らかにする。

目次

序章 言語の親族関係―比較言語学とは何か
第1章 類似の発見―言語の「共通の源」に向かって
第2章 比較文法の誕生―シュレーゲルと「比較文法」
第3章 印欧語の世界
第4章 言語は変化する―ボップ、ラスク、グリム
第5章 印欧祖語の再建―シュライヒャーの試み
第6章 言語学と文献学―クルティウス、ブルークマン
第7章 「音法則に例外なし」―青年文法学派の人々
第8章 新しい波―ソシュールの「覚え書」

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