出版社内容情報
薬は有効で無害であることが望ましい.だが,社会が有害な薬の告発に立ち上った歴史はそう古いことではない.サリドマイド,キノホルム,コラルジールなどによる不幸な薬禍事件のつぶさな解析と,薬を大量消費する我が国の医療実態の批判的観察を通じて,薬とその使い方について平易な科学的説明を施し,薬の安全性を追求する.
薬は有効で無害であることが望ましい.だが,社会が有害な薬の告発に立ち上った歴史はそう古いことではない.サリドマイド,キノホルム,コラルジールなどによる不幸な薬禍事件のつぶさな解析と,薬を大量消費する我が国の医療実態の批判的観察を通じて,薬とその使い方について平易な科学的説明を施し,薬の安全性を追求する.