岩波新書<br> ベトナム戦争 - サイゴン・ソウル・東京

岩波新書
ベトナム戦争 - サイゴン・ソウル・東京

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  • サイズ 新書判/ページ数 [1],/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004150350
  • NDC分類 223.1
  • Cコード C0200

出版社内容情報

一九六○年頃から七○年代にかけて十数年にわたって続けられ,アジアの一角を血みどろの焦土と化したベトナム戦争とは何であったのか.特派員として,この悲惨な戦争に立ち会った一日本人記者が,戦争の経過を簡潔に跡づけるとともに,自己の体験と思索をつきつめつつ,この戦いがアジアの人びとにとってもつ意味を問う.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

備忘録

1
とにかく悲惨だったと聞く、ベトナム戦争のルポです。なにせ私が生まれる前の出来事なのでところどころあやふやで、この機会にぜひ勉強してみようかなと思い購入。著者は日本人記者なのですが、終始アメリカや日本政府の姿勢には批判的です。これは当時の一般的な世論だったのでしょうか? この戦争の顛末を考えると、国際的な支持は受けていなかったのかもしれませんね。それにしてもまあ……イラク戦争やシリア戦争とよく似てること! 背後で関わってる大国の面子まで同じ。もう何十年も同じことを続けてるんですね、国際社会というのは。2018/11/01

Machida Hiroshi

1
本書は、ベトナム戦争の特派員として現地入りした著者が、戦争の経過をまとめると共に、自身の体験から感じ取ったベトナム戦争の意味について語った本です。もっと早く読むべきだった気もしますが、出会うべき時がきたのでしょう。また同じようなことがウクライナで起こらないことを願います。台湾でも大陸との間で動きがあります。正義とは何でしょうか。日本は米国追従だけではいけない気がします。 2014/03/22

悸村成一

1
通史ではなく意見報告。しかし日本国諸勢力の動きは非公開部分が多過ぎだろうか。俺ら、この戦争には、ノー・コメント。図書館本[ISBNなし]。 1162014/12/18

ろーじゃ

1
ベトナム戦争期の特派員の方の体験記です。銃撃戦や爆撃、いわゆるベトコンの征討に関するレポートは生々しく、記者でも常に死と隣り合わせである様子が伝わってきました…。ベトナムにおける韓国軍や米軍のイメージ取材がかなり面白かったです。 ベトナム人いわく、肌の色の違うアメリカ人と戦うならまだしも、アジアの国である韓国が反共や民主主義を振りかざして介入するのは独善的に見えるらしいです。 韓国とベトナムの複雑な関係を見るのに良い勉強になった一冊でした。2013/01/15

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