岩波新書
日韓併合小史

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004131281
  • NDC分類 210.68
  • Cコード C0221

出版社内容情報

過去四十年にわたる日朝関係の不幸な歴史とは,最近よくいわれる言葉であるが,果してその歴史の内容を私たちはどれだけ知っているであろうか.本書は,一八七六年朝鮮が近代日本と国交をはじめてから,一九一○年日本に併合されるまでの日朝関係史を,戦後はじめて公開された諸資料を豊富に駆使して明らかにした.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カットマン

4
いかにも岩波が市民主義知識人の言論の拠点として威勢の良かった時代の本。ただ記述に決めつけが多いような。併合に協力した親日派の一進会について、本書は「実態のない幽霊団体」とするが、今回読んだ日韓併合関係書物では一定の評価を与えたり、政党としての勢力や他党との連携などの動きが描かれていて、歴史問題の記述の難しさに思い当たる。日帝支配=悪の論調に浸りたい人、あるいはそういう論調を敢えて研究したい人にはお勧め、でしょうか。2019/08/23

hyena_no_papa

3
2017/1/9の読了メモがあったのでてっきり古本買って読んだと思ってたら、別に1981/12/10の日付も。こっちが初読。しかし内容の記憶がほとんど残っていない。今回、ようやく日韓併合についてのあらましが流れ的に理解できたが、史料の多い時代は素人には難しい。ただ、2世紀半の鎖国から目覚めて半世紀ほどの日本が、弱った大韓帝国をじわじわ追い詰めていく方策には驚きも。露清米英という大国と、遅れて来た日まで加わっての半島権益争奪戦?首尾よく目論見を達成するも、ここから40年後の破局への一本道になったと言えそう。2021/11/11

がんぞ

2
双方で憤激を呼び起こした「日韓基本条約」調印の翌年、“大日本帝国はこんなにも朝鮮を弄んでいたんだ”という趣旨で基本的知識を闡明するためにまとめられた小史(当時は岩波新書でたら全部読む知識人もまだ居た)。「不平等条約に苦しめられた日本が江華島条約のような不平等条約を結ぶとは」と言うが国益を優先は当然。日清戦争に勝利した日本に憧れたが三国干渉で屈服したのを見てロシアに接近し、ついには王室がロシア大使館内に引っ越す情けなさ。日英同盟後、日本の方針は一貫して李朝の外交権を奪うことだったが、結果的に半島支配となって2013/07/13

kaizen@名古屋de朝活読書会

2
岩波新書愛好会】李朝末期から、朝鮮併合までの、短い歴史を切り取って詳細に記述している。 前提となる朝鮮半島の歴史、日本の歴史の説明が詳細にないため、 切り取った事実について、誤解をする可能性がある。 小説として読むのはよいが、歴史研究という視点では、歴史の切り取り方に疑問が残った。2009/04/08

あんさん

1
不幸な歴史だ。いずれにせよ日韓両国ともに、自国の立場からしか考えられず、対話下手なように思われた。特に朝鮮/韓国は中華文明の影響が強く、当時は日本側に強い優越感を持っていたようだ。一方で日本ほどにはロシア南下政策への危機感は無かったようだが、これは本書の書き方による印象なのかもしれない。どうしても日本が軍事力を背景に一方的に併合へ持っていったように書かれているが、(そうなのかもしれないが)、時代背景や国際情勢も併せ、もう少し立体的に解説して欲しかったところである。2014/01/24

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