岩波新書
死後の世界

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  • サイズ 新書判/ページ数 204p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004121527
  • Cコード C0215

出版社内容情報

人間は死んだ後はどうなるのであろうか.この問題は,つねに人間の最大関心事であった.本書は,原始・古代から現代の文化的諸民族に至るまで,この問題がどう考えられ,具体的にその考え方がどう表現されてきたかを考察する.さらに,来世観や,霊魂と肉体との関係,また私たちの心がまえとして死をどうみるべきかを語る.

目次

問題のとりあげ方(死後の問題;死後存在の否定説;死後の存在は可能か;問題のとりあげ方;死者儀礼;説話文学;近代的研究)
1 死者儀礼の由来(死者儀礼;死体処理;生から死へ;死者の財産)
2 死者への奉仕(別離;喪;祖霊;祖先崇拝と死者の支配)
3 死後の運命(死者の行き先;死の国への旅;死者の審判;死者の国の成立;死と再生と不死)
4 死に対処するみち(宗教儀礼の永続性;人間構造の複雑性;死の文学;死の哲学;実験的方法;われわれの立場)

著者等紹介

渡辺照宏[ワタナベショウコウ]
1907‐77年。1930年東京大学文学部インド哲学科卒業。専攻はインド哲学、仏教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

naporin

2
50年前に書かれた本であるが、死後を思惟する際の確実なベースになる内容、特に冒頭のラッセルとベルクソンの見解の相違は現在も考察すべき点である。2020/07/03

0
Y-20, 19710520-152001/11/27

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