岩波新書
日本精神と平和国家

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  • サイズ 新書判/ページ数 128p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004001003
  • Cコード C0231

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

117
経済学者あるいはキリスト教徒としての考え方を基本として、戦後直後に行われた教師向けの講演二つを岩波新書復刊として出されました。「日本精神への反省」「平和国家論」です。本居宣長の思想をもとにして日本精神と戦争について語られています。またフィヒテの「ドイツ国民に告ぐ」を引用しての平和国家の在り方を説いています。はなしことばなのでわかりやすいので若い人に読んでもらいたい気がします。2019/10/05

sk

6
キリスト教の立場から第二次世界大戦批判 、平和国家の構築を説く。信仰のない人には今一つ説得力が欠けるかも。 2019/07/13

えむ

1
復刊されたので手に取る。矢内原忠雄による戦後すぐの講演。熱気を感じることができるが、いわゆる「戦後知識人」と矢内原との違いも伺える。2018/07/25

aki

0
戦後まもなく信州の国民学校で行った講演2本を収録。相変わらず熱いわあ。平和国家を論じた後半が秀逸。「真理は自分の中に生きてをり、自分は真理の中に生きてをる、といふ自覚。之を私は人格と申すのでありますが、さういふ意味の人格を造らなければなりません。(中略)かかる自覚を有たざる人間を基礎としながら、本当の民主主義といふのは出来るものではない」(90頁)。その通りでございます。著者の岩波新書は『余の尊敬する人物』『続・余の~』しかないと思っていたが、『岩波新書解説総目録』(最近買った)を見て本書を発見した。2022/07/21

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