出版社内容情報
クリミア戦争に敗北したロシアに改革の時代が始まった時、亡命中のゲルツェンは言論活動を活発に続け、内外の反政府運動を助ける。その「自由な言葉」は、雑誌《北極星》によってロシアを遍く照らし、新聞《コロコル(鐘)》によって全土に鳴り響いた。彼は「流行児」となり、人生の絶頂期を迎える。(全七冊)
内容説明
クリミア戦争に敗北したロシアに改革の時代が始まった時、亡命者ゲルツェンの「自由な言葉」は、雑誌“北極星”によってロシアを遍く照らし、新聞“コロコル(鐘)”によってその全土に鳴り響いた。彼は一躍「流行児」となり、人生の絶頂期を迎える。
目次
第六部 イギリス(承前)(一八五二‐一八六四)(亡命ドイツ人;泥の層―あるいはロンドンの自由民;ロバート・オーウェン;“赤シャツ”)
第七部 自由ロシア印刷所と“コロコル(鐘)”(一八五八‐一八六二)(遠地点と近地点;ワシーリー・ケリシーエフ;若き亡命者たち;バクーニンとポーランド問題)