出版社内容情報
第四分冊には、第三部第十四巻―第四部第十七巻を収録。古代ローマの文化や盛衰、ゲルマン諸民族などヨーロッパの諸民族の動きとキリスト教の誕生および伝播を概観。人類史におけるフマニテートの意味を再考するとともに、古代ローマ後のヨーロッパ史への展望を示す。(全五冊)
内容説明
第三部第十四巻‐第四部第十七巻を収録。古代ローマの文化や盛衰、ゲルマン諸民族などヨーロッパの動き、キリスト教の誕生および伝播を概観。人類史におけるフマニテートの意味を再考し、古代ローマ後のヨーロッパ史への展望を示す。(全五冊)
目次
第3部(承前)(第十四巻;第十五巻)
第4部(第十六巻;第十七巻)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
加納恭史
13
暑いお盆に雨竜沼湿原を目指したが、厳しい山岳コースなので、白い滝のところから引き帰す。年齢的にも限界かな。さて、ヘルダーの書物に魅了されてとうとうこの四巻に至る。いよいよローマの歴史考察に入る。日本では塩野七生の「ローマ人の物語」が有名。この本の最初は第十四巻の第一章、エトルリア人を最初に語る。エトルリア人はローマに種々の文化上の技術を伝えた。ローマに最大の影響を与えたギリシャの次に来る。第二章ではローマの元老院について考察する。またローマは最高位の元老院も最下位の成員まで兵士であり、軍事国家だった。2024/08/17