出版社内容情報
「赤ちゃんの主体性を尊重」「離乳への道はひとつではない」ー教育書通りにいかなくても気に病む必要のないことと、細心の注意を払わねばならないことの区別を明確に述べ、育児初心者たちを勇気づける。(全三冊)
内容説明
「赤ちゃんの主体性を尊重」「離乳への道はひとつではない」と著者は強調する。教科書通りにいかなくても気に病む必要のないことと、細心の注意を払わねばならないことの区別を明確に述べ、育児初心者たちを勇気づける。
目次
5カ月から6カ月まで
6カ月から7カ月まで
7カ月から8カ月まで
8カ月から9カ月まで
9カ月から10カ月まで
10カ月から11カ月まで
11カ月から満1歳まで
1歳から1歳6カ月まで
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小鈴
13
月誕生日がくるたびに読み返していました。5ヶ月から1歳6ヶ月までが書かれてます。まだ一歳にもなってないが、育ちが早いので先々読んでしまいました。「人間は自分の生命を生きるのだ。いきいきと、楽しく生きるのだ。生命をくみたてる個々の特徴、たとえば小食、略、がどうであろうと、生命をいきいき楽しく生かすことに支障がなければ、意に介することはない。小食をなおすために生きるな。略。赤ちゃんとともに生きる母親がその全生命をつねに新鮮に、つねに楽しく生きることが、赤ちゃんのまわりをつねに明るくする。」2014/01/21
こかち
11
月齢に合わせて少しずつ読んだ。まず中巻を読み終わるところまできたか…と胸が詰まる。上巻でも思いましたが、本当にいい本だ。古い本だからぜんっぜん役に立たないことも書いてるのだけど、とにかく著者の言葉が端的で厳しくてそして暖かいのがよいです。真面目なの?ユーモア?という微妙に笑えるところもいい。細かいことにとらわれるより、子供の個性と生きる楽しみを尊重しよう。こんな字ばっかりの育児書、周りで読んでる人いないけど、本好きで育児中なら薦めたい本です。読むことが楽しい育児書です。2018/02/20
ことぶき あきら
8
本書は育児にあたっての哲学といいますか、羅針盤、実現すべき目的のようなものを我々に提示してくれます。インターネットなどで育児情報へのアクセスは容易になっていますが、本書の価値は現代においても色あせるどころか、益々私たちの助けになると思います。赤ちゃんにとっての人生の喜びとは何か。例えば食事は人生の喜びの一つでなければなりません。離乳食にしても、標準を気にし過ぎることは良くない。子どもが元気か元気でないか、子どもの性分を一番理解しているのは毎日接している親であり、もっと自信を持てと言ってくれます。2022/06/13
スズコ(梵我一如、一なる生命)
8
登録700冊目。たまたまこの本となりましたが、しばらく全然読んでなかった。それで十分な本ではありますが、上巻一冊が6ヶ月までだったのに対し、こちらは6ヶ月から一歳6ヶ月までと扱っている期間が長く、子育て自体にも慣れが出てくるからだろう。健やかに育ってください。2019/04/25
黄色と橙
8
「人間は自分の生命を生きるのだ。いきいきと、楽しく生きるのだ。生命をくみたてている個々の特徴、たとえば少食、たとえばたんがたまりやすい、がどうであろうと、生命をいきいきと楽しく生かすことに支障がなければ、意に介することはない。少食をなおすために生きるな、たんをとるために生きるな。」2013/11/07