岩波文庫<br> 日本倫理思想史〈4〉

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岩波文庫
日本倫理思想史〈4〉

  • 和辻 哲郎【著】
  • 価格 ¥1,122(本体¥1,020)
  • 岩波書店(2012/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 392,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003811085
  • NDC分類 150.21
  • Cコード C0112

出版社内容情報

古代から近代に至る倫理思想の展開を描く和辻の主著。最終巻の射程は江戸中期から明治期。白石・徂徠・真淵・宣長等が推し進めた史学・儒学・国学の潮流、尊皇から倒幕へと転じる幕末の過程、福沢諭吉に代表される西洋との出会い、そして国民道徳論の錯誤を指弾して壮大な思想史は幕を閉じる。人名・書名索引を付す。(全四冊、注・解説=木村純二)

内容説明

古代から近代に至る倫理思想の展開を描く和辻の主著。最終巻の射程は江戸中期から明治期。白石・徂徠・宣長等による復古的思想運動、尊皇から倒幕へと転じる幕末の過程、福沢諭吉に代表される西洋との出会い、そして国民道徳論の錯誤を指弾して壮大な思想史は幕を閉じる。人名・書名索引を付す。

目次

第5篇 後期武家時代における倫理思想(江戸時代中期の儒学、史学、国学等における倫理思想;町人道徳と町人哲学;江戸時代末期の勤王論)
第6篇 明治時代の倫理思想(明治維新;明治時代の倫理思想)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

1
江戸時代の思想家たち。儒学に対するカウンターとして国学が生まれてくる。幕府に対するカウンターとして朝廷が掲げられてくる。大きな要素は外圧。有無を言わさず変革が求められる。明治以降は外国文明をいかに取り入れるかが課題。カウンターとして「伝統」を看板にした新たな道徳が創造される。2021/02/07

那由田 忠

1
やはり福沢諭吉は重要な思想家で、明治初めの書は読み直さねばと改めて思った。和辻が強調するのは、江戸時代の武士の意識には日本の国民という考え方がなかったとしても、民衆は「封建領主の対立にもかかわらず、一つの全体としての統一を意識していた」こと。これは天皇制を指す。また、領主への忠君を天皇への忠君へすり替えた「国民道徳」論が戦前の軍国主義の弊害を招いたとして厳しく批判する。ナショナリズムの発生を明治以降の人為的なものと見る、小熊英二などの大勢的な考え方と大きく異なる。しかし、私は和辻を強く支持する。2012/05/27

暴れ猫ムジちゃん

0
再読。水戸光圀から明治に至るまでの思想家の事跡をたどる和辻氏の主著の最終巻。文章がとても読みやすかった。崎門学から水戸学、後期水戸学、尊王攘夷・勤皇論へと発展し、また仁斎の古学から徂徠、宣長、やがては平田篤胤へと受け継がれ、以上二つのコースは吉田松陰という幕末の行為者によって習合して発現される。近世の煩雑な思想史がこのようなひとつの流れで説明されていて非常に分かりやすく、倫理思想の展開を追って近代を問い直す和辻の主張や意図も明確で名著だと思った。篤胤を害悪とまで言ってるのは少し笑っちゃったけど。2018/07/13

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