出版社内容情報
神族の1人でありながら人間に深く同情し、火をもたらしたプロメーテウス。ゼウスの命により、罪過の償いとしてスキュティアーの岩山に手足を縛られながらも、断罪を止めず反抗し続ける。ゲーテやシェリー、ニーチェに深い影響を与えた、ギリシア三大悲劇詩人・アイスキュロスが紡ぎ出す壮大な1094 行。
【目次】
凡 例
縛られたプロメーテウス
ヒュポテシス(古伝梗概)
解説(伊藤照夫)
内容説明
神族の1人でありながら人間に深く同情し、火をもたらしたプロメーテウス。ゼウスの命により、罪科の償いとしてスキュティアーの岩山に手足を縛られながらも、断罪を止めず反抗し続ける。ゲーテやシェリー、ニーチェに深い影響を与えた、ギリシア三大悲劇詩人・アイスキュロスが紡ぎ出す壮大な1094行。
目次
縛られたプロメーテウス
ヒュポテシス(古伝梗概)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
59
人間に火を齎した事で罰を受けたプロメテウス。無慈悲で傲慢なゼウスに唯々諾々と阿る神々に怒りと呪いを露にしながらも生きながら大鷲に内臓を啄まれる運命になった彼が出会ったのはゼウスの愛を理解できなかった為に国を追われ、異形と化したイーオーだった。彼女の運命も中々、酷くて改めてゼウスに怒りが沸き起こる。そもそも、夢見も神託も曖昧って何してくれてんだ!「察して」ムーブしてんじゃねぇぞ!また、プロメテウスの願い(ヘラクレスの誕生)が成就するにはイーオーがゼウスの子を孕まなければいけないという事も本末転倒なじゃないか2026/07/12
zunzun
3
ゼウスと知恵比べをしあう仲であったプロメテウスだったが、人間に火や知恵を与え、冥界へいかないようにしたためにゼウスの逆鱗に触れ延々と縛られ続ける刑に処せられてしまう。解説の伊藤がアリストテレスの『詩学』を用いて説明するには劇作としては単調、逆転がなく駄作として片付けられてもおかしくないものらしい。三部作目があったのではないかと推測されており、それ次第でこの作の評価も大きく変わりうるとしている。やはり解説でも触れられているように牝牛になったイーオーに対してプロメテウスが彼女の未来を語り、そこで2026/06/18




