出版社内容情報
守り神の鏡と殺し道具の剃刀を結節点に、吉原の男女の複雑な因縁が緻密に構成された「註文帳」。盂蘭盆の夜、雑司ヶ谷を舞台に芸姑小篠の哀切が語られる「白鷺」。花柳小説の傑作2編を収録。鏡花世界を彩る清方・春仙による挿絵も掲載。画文の融合を楽しめる。かなづかいを改め、版面を読みやすく改訂。(解説=吉田昌志)
【目次】
註文帳
剃刀研
十九日
紅梅屋敷
作平物語
夕空
点灯頃
雪の門
二人使者
左の衣兜
化粧の名残
白 鷺
濡桔梗
立姿
女扇子
鷹の一軸
銀砂子
懐中絵具
二階の癪
流動物
後朝
薄い蝶々
火の接吻
両方電話
食箋
無念
虫籠
廻舞台
迷の辻
なよ竹
解説(吉田昌志)
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