内容説明
一九〇三年苦しいロンドン留学から帰国した漱石は帝大で教壇に立つ。後の文豪の世界文学との邂逅は近代日本に何をもたらしたか。一見難解な外観、厖大な引用、苦渋とユーモアの口調に漲る文学修行の精華。西洋と日本をつなぐ迫力満点の講義録。
目次
第1編 文学的内容の分類(文学的内容の形式;文学的内容の基本成分;文学的内容の分類及びその価値的等級)
第2編 文学的内容の数量的変化(Fの変化;fの変化;fに伴ふ幻惑;悲劇に対する場合)
第3編 文学的内容の特質(文学的Fと科学的Fとの比較一汎;文芸上の真と科学上の真)



