岩波文庫<br> 社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」

個数:
  • ポイントキャンペーン

岩波文庫
社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 358p
  • 商品コード 9784003420928
  • NDC分類 301.6
  • Cコード C0130

出版社内容情報

社会科学の方法論について,認識理想としての「価値自由」と方法概念としての「理念型」を定式化し,方法論論争のきっかけとなった記念碑的論文.詳細な解説・注,索引を付す.旧版「社会科学方法論」の補訳新版.

内容説明

今世紀初頭、社会科学に巨大な業績をのこしたヴェーバーが、社会科学の方法論について論じた記念碑的論文(1904)。認識理想としての「価値自由」と方法概念としての「理念型」を定式化し、後世に大きな影響を与えた。本文の理解を助けるための付録3篇、詳細な解説・注、索引を付す。旧版『社会科学方法論』の補訳新版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

115
従来「社会学方法論」として出版されていたものを、1936年に訳されたものを折原先生が掘り出して、補訳と解説をかかれています。折原社会学の最たるものだと思います。とくに解説は授業の解説を聞いているようで非常に判りやすさを感じました。普通はこの本の半分の厚さの本ですが解説が半分を占めています。折原先生は、安藤英治氏が「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」について大塚訳よりも梶山訳のほうがいいと見直された例を挙げておられます。2016/06/16

アミアンの和約

17
「客観」とは何か?という命題に徹底的に迫った本。マックス・ヴェーバーの深い考察は、私には難しすぎたが、人が「客観的に見る」というのは無自覚の内に主観が入り混じるので、本当の意味での客観性というのは実現できないことなのかもしれない。2023/11/20

小鈴

14
基本のキって感じで。折原浩訳がオススメらしいです。その道の権威です。折原浩さんは東大紛争で学生側に立った教員ですね。今ではウィキにも書かれているのか。。。退官後は名古屋大学、椙山にいたのか。。。へぇ~~~!2020/03/21

さきん

11
客観的に科学するというのはどういうことなのか、雑誌に文を寄せるという形で著者が考えを述べていく。実在を論理的な意味における理念型と論理的に比較しながら関連付けること、実在を理想から評価し、価値判断を下すことを峻別することを訴えている。社会科学は真理を追究するためにおこなっている他、人間の生活にあまりにも近い研究対象であるが故に社会への研究成果の活用も求められており、それに引っ張られて科学性を失ってしまってはならないという風な内容だと読解した。本当はもっと細かく書かれているのでちゃんと読むことを薦める。2016/04/21

AKa

5
Twitterの歴史、特に日本中世史クラスタを中心に話題となった某論文に出てくる<理念型>の元ネタらしい。理念型とは物理学における「理想気体」を社会科学にも援用したようなもので、理念型と「事実」とを比較して、結果がそうであるならば仮説が検証されたことになり、非現実性が露呈するのであれば、そのことによって論理的な目的を果たしたこととなる、とのこと。となれば、提示されたある理念型という「ツール」に批判を加えること自体に対して声を荒げて(文だけど)非難する某論文にかえって疑問が(まあ、「誤読」なんでしょうが)。2019/04/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/26841
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。