出版社内容情報
ジャーナリストのウォルター・バジョット(1826-77)がイギリスの議会政治の動きを分析した古典的名著。選挙権のさらなる拡大が迫っていた当時、政治をいかに安定的に動かしていけるかが課題であった。下巻では、政権交代や議院内閣制の成立条件を扱うほか、第二版の序文を収録。現代の民主政治を考えるうえでも注目すべき考察が展開される。
内容説明
ジャーナリストのウォルター・バジョット(1826‐77)がイギリスの議会政治の動きを分析した古典的名著。選挙権の拡大が迫られていた当時、政治をいかに安定的に動かしていくかが課題であった。現代の民主政治を考えるうえでも注目すべき鋭い考察が続く。下巻では、政権交代や議院内閣制の成立条件を扱うほか、第2版の序文を収録。
目次
第6章 政権交代
第7章 イギリス国制は抑制と均衡の国制か
第8章 議院内閣制の必要条件およびそのイギリス的な特殊形態
第9章 イギリス国制の歴史とその影響―むすび
補論 選挙法改正について