岩波文庫
ミル自伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003411681
  • NDC分類 133.4
  • Cコード C0123

出版社内容情報

経済学者として,思想家として,また論理学・哲学・倫理学・文芸評論・宗教論争で大きな業績を残したジョン・スチュアート・ミル(一八〇六―七三).どの分野でも,それぞれ一人の人間が一生かかるほどのことを見事に成しとげた驚くべき彼の力の秘密はいったいなんであったのか.あらゆる自伝中の白眉と称えられる精神の発展の記録.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

92
J.S.ミルの自伝で、私は高校の時に自由論を英語の副読本として読まされた時にも読んでいましたが、自伝としてはかなり程度の高いものであると感じました。今回読み直しても、英国の上流階級の生活や考え方がかなりわかるようになっています。かなり小さい時から英才教育のような感じで父親の薫陶を受けていたようです。早坂忠先生の解説が非常に参考になりました。2024/08/10

Nobuko Hashimoto

31
みるみるミルに魅了され。書評連載でも取り上げた『女性の解放』を読みながら、「ミル最高!めっちゃ面白い!」とキャイキャイ言っていたら、夫氏が『ミル自伝』を引っ張り出してきてくれた。ミル父が、英才教育を施した子ミルに、おまえが同世代の若者よりもものを知っていたとしても、それはおまえの手柄とはちゃうで、父がつきっきりで勉強みれたっちゅう幸運からやで、勘違いして思いあがるんちゃうでえ~と諭すところが一番印象に残った。その他もろもろブログに。https://chekosan.exblog.jp/30456628/2021/03/13

ヒロキです

15
著者ジョン・シチュアート・ミルの幼少期から出版当時の現在の活動について述べられた本。 幼少に経済学を学び、微分積分をマスターしてギリシャ語ラテン語を身につけて、それを踏まえてギリシャ哲学「アリストテレス、プラトン」を学ぶ…それは天才になるだろと言うのが正直な感想。漫画のがり勉よりがり勉だった。 本人も言っていたが子供も凄いが何より教育する父親も凄いなと思った。教育に関してもインプットに留まることなく、しっかり議論させることでアウトプットをして知識を確かなものにしていた。恐るべしミル。2020/02/05

ロビン

13
19世紀イギリスの経済学者、思想家として大きな業績を残したミルの自伝。学者であった父から受けた英才教育、ベンサムに始まる功利主義の思想家としての活動、自らの理想や生き方に対する懐疑に鬱々とした「危機の時代」、ワーズワースの詩やマルモンテルの著作に触れ危機を克服したこと、東インド会社で長年勤務しながらの著述、妻ハリエットと連れ子ヘレンへの賛辞と感謝、下院議員として活躍した晩年までが綴られている。解説では母親のことなどミルが書かなかった部分に言及してある。批判点はあるにしても、偉大な業績は間違いない。2026/01/23

masabi

10
ミルは幼少期から当時の最高の英才教育を父から受けたが、父にとっては奥さんが大家族の家事や裕福とは言えない家計状況でとてもではないが知的教養にまで手が回らなかったので過剰なまでに教育に力を入れたのかと思った。徹底的に思索する習慣を早くから身に付けたために多くの分野で人1人が生涯かけ達成するほどの水準に達することになった。奥さんへの過剰な賛辞があるがそれはミルが愛していた故か。2014/10/10

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