出版社内容情報
旧世界の抑圧から逃れた人々が作り上げたアメリカは、封建制度や貴族階級のないリベラルな社会として出発した。その前提に立って、自立的な個人と財産権とを核心に持つロック的リベラリズムが、絶対的なイデオロギーとして君臨したありさまを、建国期からの歴史に探る。政治学者ルイ・ハーツ(1919-86)による古典的名著。
【目次】
内容説明
旧世界の抑圧から逃れた人々が作り上げたアメリカは、封建制度や貴族階級のないリベラルな社会として出発した。その前提に立って、自立的な個人と財産権とを核心に持つロック的リベラリズムが、絶対的なイデオロギーとして君臨したありさまを、建国期からの歴史に探っていく。政治学者ルイ・ハーツ(1919‐86)による古典的名著。
目次
第一部 封建主義とアメリカ的経験
第二部 新世界における革命
第三部 デモクラシーの出現
第四部 南部の封建的な夢想
第五部 ホレイショ・アルジャーのアメリカ的世界
第六部 恐慌と世界への関与
感想・レビュー
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Go Extreme
3
生まれながらにして自由主義社会 封建制度を持たなかった 自由主義が絶対的なイデオロギーとして君臨 ジョン・ロックのリベラリズムの支配 自由主義がまさしく現実 政治的革命>社会的革命 自由主義の内部における論争 小規模財産所有者層の巨人 南部の奇妙なロマンティシズム ホレイショ・アルジャー現象 なぜアメリカには社会主義がないのか 思想的な材料がない プラグマティックな実験主義 ある種の硬直性と独断性 マッカーシズム 自由主義の強力さ→不寛容 リベラル・コンセンサス 非合理的なロック主義 アメリカ的絶対主義2025/11/17




